私の人生を変えた二つの震災 ②東日本大震災

こんにちは。海住さつきです。

2011.3.11東日本大震災が起きた時、

瞬間的に何かしなければ、と思いました。

でも、仕事があるから、ボランティアで現地に入ることはできない。

ちょうど、数日前に、

「女性消防団員募集」のポスターを見たばかりだったので、

これだ!と思い、

3月14日に入団、

消防団員として活動を始めました。


始めてみて気が付いたのは、

いかに自分が向いていないかということ。

まず、体育会系の部活をしたことがないので、

体力がない。

準備運動でちょっと足を伸ばしただけで捻挫したり、

雨の日の訓練で転んで骨にひびが入り、

半年間、整形外科に通うことになったり、

真夏の訓練では、

熱中症になり、

後遺症で、

その後、3か月ほど、

ちょっと立っているだけで立ち眩みがしたり、

さんざん迷惑ばかりかけていました。

だいたい、

私は車の運転ができない。

免許はあるのだが、

あまりに運転音痴で、危なすぎるので、

完全なるペーパードライバー。

運転のできない消防団員なんていないだろ?

そう思いつつも、

私なりにできることを見つけて、

なんとか続けているうちに、

3年表彰、5年表彰と、

メダルをいただいたりして、

だましだましやっていたら、


東日本大震災をきっかけに、

消防団に期待される役割が、

火災から地震・津波・洪水などを含めた災害全般になり、

男性消防団員数が減る中で、

女性消防団員への期待が高まって、

私のような体力のない団員でも、

何とかつとまっている感じです。

あまり、

適正とか、

向き不向きとかこだわらないほうが、

個人のためにもなるし、

組織のためにもなるということを、

東日本大震災をきっかけに学びました。



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